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眠り猫の旅日記

かつて訪れた思い出深いインド、カンボジア、バリ島、タイなどの旅行記をまとめてみました。日本国内編もあり。
カンボジア あとがき
カンボジア、またいつか訪れたい国のひとつ。
遺跡が素晴らしいのはもちろんのこと、クメール人の温厚な人柄も魅力。

そして、どこにいっても観光地にはつきもののガイドだが、そのレヴェルの高さに驚かされた(個人的な印象として…)。例えばアンコール・トムにて、現地ガイドの女性を連れた日本人のグループに出くわしたのだが、耳を澄まして聞いてみると、その日本語の素晴らしさに感心してしまった。

決まりきった解説を丸暗記しているのであれば、それほど驚かなかったかもしれないが、日本人観光客から飛ぶ数々の質問に対する明快な応答、場と状況にあった適切な単語の選び方、敬語の使い方、どれをとっても素晴らしい日本語だった。また日本語以外には、英語はもちろんのこと、フランス語、スペイン語、ポルトガル語など、様々な国の現地ガイドが活躍している。

彼らのように才能を生かして活躍しているクメール人を見かけると、カンボジアの未来に対する“頼もしさ”を強く感じる。

しかしながら、途上国の中でも、発展が進んでリッチなタイに比べると、まだまだ貧困の影が強く残るカンボジア。地雷もあちこちに残っている。地雷の被害にあって手足を失った人々、あるいは手術でわざと手足を切り取った人々が、ぼろ布をまとい、わずかな小銭を求めて道ばたに座り込んでいる。さらにひどいのは、貧困に苦しむあまり、子供たちが人身売買でタイに売られていくこと。タイ人ブローカーにいいように言いくるめられた親たちは、単なる“出稼ぎ”と信じ、子供の帰りを待ち続けるが、一度カンボジアを離れた子供たちは、二度と帰ることはない。

ちなみに、私達がシアムリアプに滞在している最中にこんなことがあった。観光で訪れたタイ人のグループが、日本車の4WDを見せびらかすように乗り回し、わざととのろのろ運転をして地元タクシードライバーを挑発していた。また反対に、タイ人の高圧的な態度に耐えかねてタイ人経営のホテル(私達が滞在していたホテルの近く)がクメール人に襲撃されて焼き払われたりと、本当に仲が悪い。

近隣諸国との関係は、複雑に絡み合い、かなり深刻な問題を数多く抱えている…。
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